響ネーム:メイ
投稿時:30代
Q.響の活動に参加したきっかけはなんですか?
日々仕事に打ち込む中で、「どこかで十分にリラックスできていない」と感じることがありました。そんな時、会社の先輩のご実家で田植えを体験する機会をいただきました。土や植物に触れた瞬間、心がふっと軽くなるような癒しを感じたのです。休憩時間に仲間と食事を楽しみながら、「みんなで一つのことをやり遂げる達成感」を味わったことが、次の行動の原動力になりました。もっとこうした体験を続けたいと思い、定期的に農業体験ができる場所を探し、SNSで見つけたシブヤ大学の活動に参加。
その後、どんぐりの管理体験を経て、響カレッジの募集を知り、迷わず入会しました。
明治神宮は、家族で参拝してきた思い入れのある場所です。この杜で、自然と向き合いながら貴重な経験を積めることに、深い魅力を感じています。
Q.代々木の杜カレッジに参加する前と実際に経験した後の違いはありますか?
カレッジに参加する前は、農作業についてほとんど知識がありませんでした。しかし、田植えから稲刈り、さらに堆肥づくりまで実際に体験することで、「やってみないとわからないことがこんなにあるのか」と強く感じました。
この経験をきっかけに、野菜づくりや果樹園などのボランティアや教室にも積極的に足を運ぶようになりました。都会育ちの私が泥だらけになって作業する姿に、長年の友人から驚かれることもあります。それ以上に、自分自身が驚いたのは、人前で話すことが苦手だった私が、活動を外部に伝える機会を重ねる中で度胸をつけ、職場でのプレゼンや展示会など、新しい挑戦にも自信を持って取り組めるようになったことです。
響での体験は、自然と向き合うだけでなく、自分の可能性を広げるきっかけになりました。

Q.一番楽しかった思い出・つらかった思い出は何ですか?
最も心に残っているのは、アースガーデンで開催されたしめ縄ワークショップです。人前で話すことは得意ではありませんでしたが、一人ひとりに寄り添いながらしめ縄づくりをサポートする時間は、とても充実していました。仲間と協力して準備を進めたり、差し入れをいただきながら笑顔で交流したり――温かい雰囲気の中で過ごした時間は、今でも鮮明に覚えています。
一方で、同期が一人また一人と活動を離れ、当初思い描いていた「仲間と切磋琢磨しながら達成感を共有する」機会が少なかったことは残念でした。
しかし、その分、運営メンバーとの深いコミュニケーションが生まれ、信頼関係を築けたことは大きな収穫です。振り返ると、私が響に求めていたのは「誰かと同じ目標に向かって努力すること」だったと気づきました。この経験は、私にとって人とのつながりの大切さを再認識させてくれる、かけがえのない時間でした。

Q.代々木の杜カレッジを振り返ってどのような人が合っていると思いますか?
誠実な人

Q.カレッジ生からNPO活動にステージチェンジしてからいかがですか?苦労ややりがいを感じた瞬間はありますか?
カレッジでの1年間の活動を終えた直後に、NPOメンバーとして声をかけていただきました。新しいステージでは、カレッジ期間中に経験していなかった御田植祭、抜穂祭の運営も含まれており、想像だけで進める難しさを痛感しました。打ち合わせ、台本作成、当日の対応など、すべてが初めてで何度も心が折れそうになりましたが、「一度引き受けたからには最後までやりきる」という思いで乗り越えました。
やりがいを感じたのは、自分たちが主体となって考え、実行するプロセスです。お祭り以外にもアースガーデンや至誠館の子供達にしめ縄ワークショップをしましたが、どの現場も決断力や判断力が求められる場面も多かったと思います。周囲をよく見ながら進めていく力が鍛えられたと思います。大変さの中にも、自分の成長を実感できる貴重な経験だったと思います。

Q.NPO事業を経験して、実際にプレイヤーとして見えてきた事や知ったことはありますか。
カレッジ生の一年間は、まるでシャワーを浴びるように多くの知識と体験を吸収した時間でした。明治神宮の内苑・外苑、どんぐり、稲作、野鳥の会、青年団――その一つひとつが新しい世界を見せてくれました。理解し、納得できたことが少しずつ自分の中に積み重なり、「自然と共に生きる」という感覚が腹落ちしていったのです。そして一年間で得たものを「次はどう活かすのか」と考えたとき、NPO活動への挑戦が始まりました。そこでは、過去の失敗も成功も、嬉しかったことも悔しかったことも、すべてが自分を支えてくれると感じました。
カレッジ生の時には意見を出せなかった範囲――台本作りや当日の運営――にも自分の考えを反映できるようになり、議論の中で仲間のアイデアに刺激を受けることで、さらに成長できました。
この経験を通じて学んだのは、「挑戦することで世界が広がる」ということ。響で過ごした時間は、私にとって人生の大切な財産になっています。

Q.これから響に参加しようと考えている学生・若者にメッセージやアドバイスがあればお願いします。
デジタル社会で忙しく過ごす中、心身の疲れを感じている方にとって、響での活動がデジタルデトックスの機会になると思います。土に触れることで得られる癒しや、稲刈りをやり遂げたときの達成感は、他ではなかなか味わえない貴重な体験です。さらに、どんぐりの里親制度など、自然と深く関わる学びの場もあります。
都会では味わえない経験に挑戦したい方、何かに一生懸命取り組みたいけれど迷っている方にこそおすすめです。新しい世界が広がり、視野が大きく変わるかもしれません。大都会の中にある杜、明治神宮で私たちと一緒に活動してみませんか?
このメッセージを読んでくださった方が、一歩を踏み出してくれたら嬉しいです。