このプロジェクトは2001年に”自然に寄り添う人づくりのムーブメント”として始まりました。
響の目指す未来に賛同する人にお渡しするため、ブースで直接お会いしています。
代々木の杜は10万本の献木と延べ11万人の奉仕によって出来上がった人工林です。
明治神宮に特別許可を頂き”全国への恩返し”をモットーに「代々木の杜」の実生を活用しています。
【重要なお知らせ】
令和7年度から1年に2回の配布回収ブース設置になります。
コロナ以降、夏場の猛暑と冬の極寒は苗木も人も集まりにくなったため、
みなさまにはご理解の程何卒宜しくお願い致します。
※イベント主催者情報に従って出店しています。詳細は主催者公式HPをご確認ください。
里親制度への参加条件は2つだけ。
①育った苗も、枯れてしまった苗もお戻しください。「代々木の杜」は一木一草持ち出し禁止、それは芳醇な森作りの大事な考え方。枯れ枝でも森の栄養になって、次の世代が育つからです。響もこれに倣い、里親の苗は生ごみとして扱うのではなく、必ず返却してくれる人にお渡ししています。
②登録が必要です。育てる苗と一緒に写真を撮影して登録します。
足を運ぶだけでも地球にイイコト!ぜひお越しください!
【響の緑化推進事業について】

明治神宮の本殿を囲うおよそ70haの森は、代々木の杜と呼ばれています。1920年に造営された人工林ですが、この森は当時18~30歳の青年のべ11万人の奉仕活動によって出来上がり、100年続いた神々と森と人の営みは、オオタカが暮らし絶滅危惧種や新種が発見される、都市にありながらも生態系豊かな森へと成長しました。
2001年に設立された「響」は、代々木の杜が全国延べ11万人の青年奉仕によって造られたことに感銘を受けた大学生達が、自分たちでも当時の青年達と同じようにチャレンジ精神を掲げて社会に挑戦する青年NPOとして立ち上げました。現在も18~30歳を主要メンバーに代々木の杜を活性化する4つのNPO事業を行っています。
そのうちの1つ緑化推進事業では趣旨賛同者を募り3つの運動を行っています。
*記念植樹活動 → 都市緑化計画
*植林活動 → 自然再生計画
*社会教育活動 → 心の緑化計画
【どんぐり苗の里親制度について】

この取り組みは2001年設立と同時にスタートした制度です。響を構成する主メンバーは18~30歳までですが、この「どんぐり苗の里親制度」は条件さえクリアできれば年齢制限なくどなたでも参加できます。
明治~大正~昭和~平成~令和へと時代が移り変わり、生活スタイルも、街並みもすっかり変化しました。しかし精神文化遺産の杜として今なお残り続けている代々木の杜は、その意味合いを理解し、共感する人々によって100年間維持されてきました。私たち響は、代々木の杜を「まごころの杜」と呼んでいます。奉仕活動の過程で人が育ち、声なき森に人が寄り添い、守られてきました。その結果、人工林でありながらも森の豊かさを象徴するオオタカが暮らし、森が蓄えた水が地下からあふれてきます。
森作りは人造り。
100年先を創造することは、現代生活ではほとんどなくなりましたが、次の100年を守り繋げるため、共感者のアクションと未来に対する想い(情熱)を期待するムーブメントです。
参加するためには直接会ってお話ししてからお渡ししています。
条件
①配布
定期的に開設する特設ブースで配布します。NPO活動で最も大切にする理念と活動趣旨をご理解いただき、賛同してくださった方に、代々木の杜のどんぐり苗を趣旨賛同の証(あかし)としてお分かちしています。
②登録
響メンバーから説明を受け、登録手続きと賛同募金を行い、苗木をお渡します。
③育てる
育成方法はシンプルです。お渡ししたポットのまま、日光・お水をあげて育ててください。
鉢の移し替えはNGです。
ご自宅・オフィス・学校など様々な場所で育てることが可能です。
響の活動は、声なき自然と共生する社会をつくる事。この制度は、参加した人しか担えない役割があります。苗木の顔色を見ながら考えてあげる事が人間にできる仕事です。ご自身の育成環境と苗木の置かれている状況次第で、お水をあげるタイミングや、日光や風の当たり具合や強さの程度によって置き場所は変化します。響のメンバーがご自宅に伺うことはありません。皆さん自身が苗木に寄り添い、苗木を成長させて、私たちに戻してください。
④返却・回収
1年以内に特設ブースに持参してください。
基本は年4回実施しています。実際にやってみて、育てることが難しいと判断された場合は、最短で3か月後に返却することが可能です。ブース開設日はHPをご確認ください。
郵送や事務局への持ち込みはご遠慮いただいております。ブース開設日以外は受け付けていません。
⑤枯れても返却
代々木の杜は一木一草持ち出し禁止です。なぜなら枯れ木も森の堆肥になるからです。そのため枯れてもゴミとして処分せず、ブースに返却をしてください。